電車で隣席の人
先日、通勤途上の電車で隣の席に座った人がブツクサ言っている。
「水しぶき」
は?何のことだ?
「暑い暑い」
思わずそちらを見ると、確かに汗だく。
水しぶきって、汗のことかい?
それとも、水しぶきを浴びたいってことかい?
懸命に走ってきて駆け込み乗車か?
そして自分がうとうとしていると、横から風が吹いてくる。
カバンから団扇を取り出して扇ぎ始めた模様。
こらこら、寒いだろ。暑いんだったら、上着脱げばいいじゃん。
以前、真冬でも半袖で通している人が同じ路線に何人かいると聞いたが、
自分は見たことなかった。この人とは違うよな。
その後落ち着いたのか、団扇の風は止まった。
そして電車を降りる時に見ると、なんと窓が開いていた。
窓を開けて涼しくなったから、団扇を止めたのかい。
冬に団扇とは..。
という自分も、子供の頃冬に花火をやっていた。
夏に余ってしまったのを、じゃあやってみるか、と遊んだのではなく、
わざわざイベント用に冬まで取って置いた。
子供が幼稚園でもらってきた花火が使わないまま残っているけど、
インフルエンザも流行っているこの頃、
冬の寒い中、子供と一緒に花火はできないな。残念。
電車の隣人の話から花火の話になってしまった。