挨拶状を出せなかった人
行政書士事務所開業の挨拶状を
年賀状をやり取りしている人を中心に送った。
その昔、行政書士を受験する前に「弁理士」を目指してた。
ある日、電車の中で弁理士の参考書か何かを読んでいると、
「弁理士の勉強してるのか?」
隣に座っている人が声を掛けてきた。
「はい、そうです。」
見ると、自分の父親より少し若そうなオジサン。
「毎日一人、知らない人に声を掛けることにしてるんだ。」
知らない人に声かけるって、何の罰ゲームだよ?
と思うかもしれないが、自分も
「毎日友達を増やそう」的な状態の時だったのと、
降りた駅が一緒だったので飲みに行って、意気投合。
したと思うんだけど、酔っ払いだから、もう忘れた。
その後、何度か会って、年賀状のやり取りを続けていたが、
数年前から途絶えてしまった。
「弁理士ではないけど、行政書士になったよ」と
この人には知らせたいと思った。
ちょっと考えてから、そこの家に電話してみると、
2年前に亡くなったとのことだった。
年賀状が途絶えてすぐに電話したら
まだ健在だったのかもしれない。
あるいは、闘病生活に入ったので
年賀状も出せなかったのかもしれない。
合掌
■昨日の良かった点
・小学校の運動会に行った。
天気が良くなって良かった。
・少しゆっくり目に行って、場所は残っていた。
・夕食は回転寿司に行った。
・早く寝た。