経歴詐称か? その5

前回のあらすじ
「年金を調べても経歴詐称はバレない」
知人の主張はそうかも知れないが。
https://free-paper-annex.blog.so-net.ne.jp/2019-04-27
更に知人は続けた。
『マーフィーの法則』の本にも載ってたよ。
本のここに書いてあるぞと、
知人は意気込んで説明していた。
確かに、ジョセフ・マーフィーの本に載ってた。
何の本か、内容もうろ覚えだけど、
例によってテキトーにリライト。
シングルマザーのエリーは、
勤めていた職場が潰れて失業してしまった。
給料がきちんともらえる職場。
労働時間が長くない職場。
子供たちと一緒にいる時間が作れる職場。
子供たちのためにも、
そんな職場に早く就職しなければ。
街中を歩き回り、よい職はないか探す。
そして、条件にピッタリな法律事務所を発見。
早速、履歴書を書き始める。
そして職務経歴を書きながらピンときたこと。
この経歴を少し大げさに書いてはダメかしら。
エリーはマーフィー博士に相談する。
「子供たちを養っていかなければならない」
という思いがあればこそ、
「経歴を少し大げさに」
という発想がでてきたのでしょう。
ここは潜在意識に従って、
自分の思う経歴を書きなさい。
あなたは経歴の通りの仕事をすることができます。
エリーはマーフィー博士の言う通り、
履歴書を少し盛って、
別の言い方をすれば経歴詐称して書き上げた。
そして、法律事務所への就職が叶った。
「経歴詐称しろ」って話ではなかったと思うが、
場合によってはそういうのもアリ、
とも読める内容だった。
つづく

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