「稼ぐ」とは
ここのところ「稼ぐ」という単語がキーワードです。
先日知り合った喜び稼ぎカンパニーの加納さん。
「喜び稼ぎ」とは聞きなれない言葉だけど、何だろう?
ホームページに説明があります。
『喜び稼ぎの意味とは。』
「お金を稼ぐ前に、喜びを稼ぎたいと思っています」
とのことで、
単にクライアントや自分が「喜ぶ」だけでなく
それを「稼いでいく」というのが面白いな。
写真はメルマガに添付されているもの
そして、伊藤勇司さんの『稼ぐ力マスター講座』。
http://heya-kokoro.top/pbulic/index.php?sainou
写真は講座のページより
ぼくが持っている稼ぐというイメージは
「心に働く」
という意味です。
そんな意味、辞書に載ってたっけ?
Infoseek辞書に、ズラズラ載っているのを発見。
他動詞としては
・一所懸命に働き、
・力を尽くして、心をくだき、
・探し求めて、
・利益を得る
みたいで、やはり「金儲け」的な感じ。
自動詞にある「努力する」
他動詞にある「得ようとして心をくだく」
当たりの具体的イメージから
「心に働きかける」という表現になるのかな。
Infoseek辞書より
http://dictionary.infoseek.ne.jp/
■稼ぐ
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
かせ・ぐ【稼】
[1] 自ガ五(四)
① 一所懸命に働く。仕事に励む。
※虎明本狂言・財宝(室町末‐近世初)「此おうぢも、わかい時かせいだによって、今らくをする」
② 努力する。励む。
※栂尾明恵上人遺訓(1238)「多分の過も息めんとかせぐべきなり」
[2] 他ガ五(四)
① 仕事を一所懸命に行なう。また、働いて収入を得る。
※日葡辞書(1603‐04)「シゴト フシンナドヲ caxegu(カセグ)」
② 力を尽くす。心をくだく。
※申楽談儀(1430)音曲の心根「水鳥のやうに、下をばかせぎて」
③ 得ようとして心をくだく。探し求める。また、探し求めて得る。
※仮名草子・浮世物語(1665頃)一「せめて武家方の若党にもなりて奉公を勤めばやと思ひ、方々の御大名方をかせぐ所に」
④ (多く「色を稼ぐ」の形で) 色事をする相手を熱心に求める。また、熱心に求めて、色事の相手を手に入れる。→いろ(色)を稼ぐ。
※黄表紙・鼻峯高慢男(1777)「がくもんもやめ、そろそろいろごとをかせきけり」
⑤ 利得を得る。
(イ) 金銭、物、点数などをうまく手に入れる。
※受胎(1947)〈井上友一郎〉「いきなり、バントして一点稼ぐ」
(ロ) 有利な状態になるまでひきのばす。→とき(時)を稼ぐ。
※他人の顔(1964)〈安部公房〉白いノート「書かなくても分っていることを繰返して、時間をかせごうというほど、未練がましくはないつもりだ」
2020/1/7 写真を追加しました