小型船舶操縦士免許の更新
先日、小型船舶操縦士免許の更新講習を受け、免許更新しました。
5年間で、船長として1ヶ月以上の乗船履歴があれば講習は不要ですが、
ペーパー・ドライバーならぬペーパー・オペレーターなので、講習は必須。
ところで、乗船履歴と同等以上の知識及び経験があれば講習は不要だけど、
その条件で更新するのは何者だ?
【登録講習機関】
日程が都合よかったので、(株)小型船舶免許センターで受講しました。
http://www.mencen.net/
9/19(水)、この日はちょうど横浜に出張、しかも仕事は午前で片付く。
その日の午後に横浜で講習やってる所は? 小型船舶免許センターでした。
費用は講習機関で若干違うけど、
どこも似たようなものなので、
講習の日程と場所がポイントかな。
その他、関東の講習機関
(財)日本海洋レジャー安全・振興協会(JMRA)
http://www.jmra.or.jp/
(財)日本船舶職員養成協会(JEIS)(横浜海技専門学院)
http://www.jeis.or.jp/
(有)マリンテクノ東京
http://www.marine-tokyo.jp/
ちなみに、(有)東北小型船舶免許センターって
似た名前の講習機関もあるけど、自分の受講した所とは全然関係ないそうです。
http://www.touhoku-kogata.co.jp/
【交通案内:免許センター】
小型船舶免許センターの最寄駅は関内(JR、横浜市営地下鉄)、
日本大通り(みなとみらい線)。自分は関内駅を利用。
市役所側に降り、ベイスター通りを通ると10分程で新関内ビルに到着する。
が、一本道を外し、横浜スタジアム向かいの梅香亭で昼食。
【講習】
・身体検査
・テキストでの講習
・ビデオでの講習
・免許申請・送付について
という流れで講習は進みます。
■身体検査
受付を済ませると、まず最初に身体検査。
以前、ヤマハポート教室経由で受けた時の講習機関がどこか知らないけど、
その時は指を開いたり閉じたり、膝の曲げ伸ばしをさせられた気がするが、
「検査」と実感できるのは視力検査だけ。制度が変わったからかな?
国土交通省のHPにある小型船舶操縦士身体検査証明書の
様式(PDF)を見ると、身体検査の基準は四つ。
http://www.mlit.go.jp/maritime/kogata/pdf/23sintaikensa.pdf
(1)視力
視力表で測定。0.6以上ならOK。
(2)聴力
5mの和声語の弁別。つまり、向こうとこっちで話が聞こえればOK。
(3)疾病の有無
(4)身体機能の障害の有無
(3)(4)は、会場に支障なく来れた以上、
病気もしてなければ体の自由も利くと判断できるのでOK。
かなりザックリな気もするが、生命保険の告知みたいなもんか。
「実は、事故って指が動かない」なんてのが後で分かると、
免許取り消しになるんだろ。
■雑感
24名の定員に対して集まったのは半分ほど。
平日の昼間なので、これで受講者は揃ったようだ。
受講開始の13時になると講習が始まる。
■テキストでの講習
使うテキストは(財)海技資格更新協力センター
http://www.kousin-c.or.jp/
発行の『海技と知識』。
自動車運転免許の『交通の教則』みたいなもの。
2003年に制度が大幅に変わったので、その説明にかなり時間を割きました。
制度が変わったときに1級を取って、もう更新。
受験体験記(2003/8/17のブログ)はこちら。
http://blog.so-net.ne.jp/free-paper/2003-08-17【リンク】
その他、関連ページはこちら。そのうちまとめて独立させておくか。
独学で小型船舶1級にチャレンジ(2003/8/3のブログ)
http://blog.so-net.ne.jp/free-paper/2003-08-03【リンク】
免許更新料はどれくらい?(2003/8/13のブログ)
http://blog.so-net.ne.jp/free-paper/2003-08-13【リンク】
ステップアップの料金は?(2003/8/14のブログ)
http://blog.so-net.ne.jp/free-paper/2003-08-14【リンク】
■ビデオによる講習
「今お話したのと同じような内容です。」と断って、
25分くらいのビデオを流した。これも自動車運転免許の更新みたいな感じ。
免許の更新はとにかく「安全」についてだね。
■免許申請・送付について
ここで講義は終わり、最後に今後の流れについての説明がある。
免許センターに申請を依頼する人は9/22(土)に免許を発送します。
旧免許を預かるので、3連休に乗りたいとか、それまでに免許が
必要な人がいれば相談してください。
実は、明日乗る予定があるので..何ていう人は誰もいない。
そりゃ、いつ船に乗るかを考えた上で、講習受けてるんだろうから。
申請を依頼する人はここで解散。
申請を自分でする人は、自分を含めて二人いた。
必要書類をもらい、記載方法や運輸局の場所などを簡単に説明してもらう。
ここまでで14時10分。身体検査の時間を入れても1時間半かかってない。
身体検査で屈伸をやったり、人数が多かったら、
もっと時間かかってたかもしれないけど。
【交通案内:運輸局】
関東運輸局のある横浜第二合同庁舎、最寄駅は馬車道(みなとみらい線)。
免許センターから日本大通り駅まで行って電車に乗るよりは
そのまま徒歩で行った方が早いだろう。
ちんたら歩いても15分、気合入れれば10分で着くだろう。
申請するのは、海上安全環境部 船員労働環境・海技資格課。
16階にあるのでエレベータに乗る。
12階までしか行かないエレベータと、
12階以上に停まるエレベータとが分かれているので、注意。
というのも、自分の勤める会社の本社が移転してから初めて行った時
エレベータがそんな風に分かれていることを知らず、
乗ってみたら途中までしか行かないじゃないか。
そのエレベータで行ける最上階まで行って
乗り換えたたことがあったので、念のために注意してみました。
【免許申請】
申請に必要な書類は以下の7つ。手数料は1350円。
(1)操縦免許証更新申請書
(2)写真
申請書に貼る。
(3)小型船舶操縦士身体検査証明書
(4)更新講習修了証明書
(5)本籍の記載のある住民票の写し
既に「小型船舶操縦免許証」を持っていて変更のない人は不要。
(6)小型船舶操縦免許証(海技免状)
(7)納付書
収入印紙を1350円分貼る。
小型船舶免許センターの目の前にある、横浜太田町郵便局でゲット。
合同庁舎の1階でも買えます。
(1)(3)(4)をもらってきているので、そこに記入。
印紙と写真を貼って、古い免許と共に提出。
「更新済 海技免状・操縦免許証 受領書」を記入し、
壁に貼ってあるものを眺めていたりすると
すぐに名が呼ばれ、新しい免許を受け取った。
1級免許を取得した時は、どこかのスクールから依頼された海事代理士が
書類を沢山持ってきていたので、やべー、これじゃ、すぐもらえないぞ、
と思ったような記憶がある。でも、何十分も待たされることはなかった。
もののブログによると、5分~10分くらいですかね。
「各書類を出した後待つこと数分」
小型船舶操縦士免許更新&プチ横浜観光
「郵便局に行く5分ほどで免許が出来上がってました。」
船舶操縦免許の更新-ぽっぽやのつぶやき
http://blog.zaq.ne.jp/elmar/article/6/
「上記の必要書類を提出し、10分ほどで交付されます。」
釣倶楽部 豪投屋
http://www.geocities.jp/go_to_ya/
無事、免許の更新を終えたので「プチ横浜観光」といきたいところ、
夕方からは別の用事があったので、ちょっとぶらついたくらいです。
昼食を食べた梅香亭については、また後でアップします。
その他の写真もアップします。
(2020/10/28 22:38)
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2020/11/14 カテゴリ変更「学問・資格」→「資格・教育」