自分の体験、人の体験

昔参加したセミナーで
「自分の体験をシェアしてもよいけど、
 人の体験をシェアしてはいけない。」
というルールがあった。
個人情報を保護するためのルールなんだろう。
「自分の体験をシェア」は自分のことを話すことだと思うけど、
「他人の体験をシェア」ってどういうことだ?
ルールの意味が良く分からないので質問すると、
「具体例が出た時に説明する」
てな感じではっきりと答えてはくれなかった。
セミナーが進む中、女性Kさんが発言。
「Yさんと話し合って、自分と同じ在日だと分かって..」
そこまで話したところで、
「そこで止めて。」と話を遮られた。
「あなた、今、他の人の体験を話しています。」
と講師に言われたKさんは、
「自分の体験を話しているのに、どこが他人の体験?」
と不思議そうな顔。
「KさんがYさんと話し合った」
ということは、Kさんの体験に違いない。
そして、遮られた話の先には
「話した結果、こんなことを感じた」
という、これまたKさんの体験談が続くはず。
ところが、「自分と同じ在日」という内容、
Yさんが自ら「私は在日です」と語るなら自分の体験。
ところが、Kさんが語ってしまったのが問題。
「Yさんと話し合って、自分と同じ境遇だと分かった。」
と、何者であるのかを曖昧にしたり、
「話し合った人の中に、自分と同じ在日の人がいた。」
と、誰が在日であるのかを曖昧にすれば
他人の体験を語ることにはならなかったかな。
■昨日の良かった点
・顧客の受入検査が無事終了した。
・仕事が早く終わったので早く帰宅した。
・ブラブラと買い物をした。
・スマートフォンの電池をヤフオクで落札した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です