じゃマールに次のような記事がありました。
結婚情報サービスを利用したことある方、よかった点よくなかった点教えて下さい。
イナイ歴25年。何か行動してみたいけど、恐くて………。
昔なら、「フリーペーパーにも独り者がゴロゴロしてるなあ、ここは一つ、いい人を捜してやるか」てな世話好きの奴が、合コンとかお見合いとかの話を持ってきてくれたんでしょう。そういう出会いの提供は難しいけど、結婚情報サービスのレポートをできる範囲でしていきます。
コンピューターのシステムエンジニア、33才。職場を見回すと20代の若手プログラマーがウヨウヨいるけど、30代の未婚はまだ若造。40才を過ぎた課長、副課長クラスでも独身がゴロゴロしている。上司がそんなんでは、見合いの話なんか持ってきてくれるはずがない。人に紹介するんだったら、その前にまず自分だもん。そんな環境にいるあなた、現状打破してみませんか。心配ありません。そんなあなたのためにあるのが結婚相談所なのです。う、口調が笑うセールスマン的だ…。
「結婚」を目的とするなら、合コン、ナンパ、友達の紹介、見合い、じゃマール、インターネットと手段は色々あります。けど、何としてでもというんなら、結婚相談所を利用するのも賢いかも知れない。そこで、ボチボチ資料を取り寄せて調べてみました。
会費は大手が月1万円、2年間で二、三十万円といったところ。会費なしでお見合いを設定する毎に1万円とか、成婚したら二十万円とかいうシステムのところもあります。市役所などの公共機関では、完全無料もあるようですが、そこの資料は入手しませんでした。
会費の高い所はお金を払ってでもという高収入の人が多くて、会費の安い所は安月給の奴しか来ないのか。確かに、収入が安ければ高い会費を払うのは困難かも知れません。また、会費が安ければ遊び感覚で入会する人もいるかも知れません。でも、気に入らない奴がいるにしても、ベストパートナーを見つける可能性もあるのだから、何とも言えません。
たかが結婚に何十万も、と思うかも知れないけど、外国人花嫁を何百万かで「買う」という例もあるし。足の裏を見たり、ミイラになって何千万も払うのとは訳が違うでしょう。私の感覚では、結婚相談所に何十万も注ぎ込むんだったら、二、三百人の出会いが可能な他の場所に行くな。そこで出会った人が結婚相手としてどうか、という保証はないけど。
前ぶりが長くなりましたが、今度お話しするのは「グリーンファミリー」。赤川次郎の小説『バージン・ロード』で出てくる「エバーグリーンホーム」の舞台となった所です。
あれれ。紙面が終わったので、次号へ続く。