ふきの煮物 道徳資料集
中学の道徳の資料集に載っていた「ふきの煮物」。 もう昔の話なので詳細はうろ覚えだが、出だしの部分を再現してみる。 「ふきの煮物か。」旦那がつぶやく。 好物でもないふきの煮物が食卓に載っているのだ。 「また、隣のおばあちゃんからもらったのよ。」 奥さんが応える。 「嫌いならもらうなよ。」 旦那も奥さんも、そして子供たちもふきの煮物が好きではない。 というより嫌い。 結局、ふきの煮物はいつものようにゴミ箱行きとなった。 その後、あるエピソードで、ふきの煮物が嫌いだってことが 隣の婆さんにバレてしまう。 「ありがた迷惑」てなテーマでもあるのかな、という教材だった。 その出典を探そうと思って検索したら、資料集はヒットした。 書名 新編道徳自作資料選集 中学校1 出版社 明治図書出版 著者 井上治郎 しかし、残念なことに絶版で新刊は入手不能。 大田書店に在庫があるようだが、古本を買ってみるまでの気合はない。 http://www.books-ohta.com/ 「もらって迷惑な手作り品を配りたがる人について」 なんて情報がネット上にウヨウヨしているとは全然知らなかった。